「面白きこともなき世を面白く 望東尼・想」 in 鳥飼八幡宮

久し振りの福岡市内での「望東尼・想」公演が鳥飼八幡宮で開催されました、声色俳優岩城朋子です!
昨年からスタートされた福岡歴史茶房さん主催の野村望東尼生誕祭、本年第二回目になります平成30年10月16日に亀田真砂子氏とこの作品をご披露して参りました!
お写真、家紋が輝いておりますね~~
亀田さんと岩城の後ろ姿を写真に収めたのは初めてです、撮りたかったオソロ家紋 ♥

生誕祭ですが実際の望東尼さまのお誕生日は10月17日。
主催の福岡歴史茶房さんは筒井克彦氏が中心となり、彼の望東尼さまへの熱い思いを支えるお仲間の皆さまが集まって活動なさっています。
この度の舞台も、その筒井さんと支える皆さまのお力で、準備から片付けまで手際よく行って頂きました。本当にお世話になりました!!

さて今回はご存知、筑前琵琶の寺田蝶美氏の演奏もありとても華やかでした。
「和歌で綴る野村望東尼」と題され、望東尼さまの和歌をいくつも取り入れ、美しくも切ない琵琶の音色に乗せて、望東尼さまの生きてきた折々の出来事と共に和歌が歌われました。
舞台裏の真っ暗な控室で、蝶美さんの美声を聴いておりましたが、とても素敵でしたよ~~!
岩城のこの作品は、志士達の激動の活躍を描いており、つまり男たちの力強さが印象に残るような内容ですから、蝶美さんの優しく美しい演奏はとても対比的で、お客様は大変喜ばれておりました!

んん・・・
この作品はと申しましたが、数々の岩城の作品を思い返しても、なかなか女性的な魅力が印象に残る作品は正直ないような・・・ (-_-;)

さあ話を戻して!!
今回も何とかトラブルもなく無事終了できました!
この日のお客様は、岩城の常連のお客様ではない初めての皆さまが殆どで、その分私も亀田さんもある種の気合と期待を持って臨みました。その結果はすぐには判断できないのですが、いずれ何がしかの評価として自分たちに届くのだろうと思っております。

あっ!!
ちょっと不思議な、いえヒヤリとした事がありました!!
自分の出番が終わり、亀田さんに後説をバトンタッチして控室に戻り、自前のヘッドマイクの腰につけていたトランスミッターの電源を切ろうとしましたら、なんと電池切れで既に真っ暗・・

「えええ!!私の声、最後までお客様に届いていたよね??」

喋り終わったところで電池が力尽きたのでしょうが、何とも驚きのタイミング ( ゚Д゚)!!!
もしかしたら本番中にプツリと岩城の声が消えて、しかし演技を止めることは出来ませんから、最後まで生声のまま語り続けることになっていたのかもしれないと思うと・・恐ろしい限りです!
一瞬、

「望東尼さまが助けてくださった!!」

なんて虫のいい事を考えましたが、いえいえプロとしてマイクの電池切れなんて絶対あってはならないこと!!
ヒヤリハットは今後の自分に大いなる注意喚起を促しました 💦 💦

終わっての直会は猪肉の焼肉と鍋!!臭みもなく美味しく頂きました!!
ご来場くださった皆さま、またお会いできます日を心待ちに致しております。
ありがとうございました (⋈◍>◡<◍)。✧♡