「島津斉彬公物語」観月祭公演 in 照國神社 仙巌園編

まだ続くのぉ~~~との声をしり目に仙巌園のご報告をする、声色俳優岩城朋子です!

9月24日照國神社さまでの観月祭公演を無事に終えた翌日、私とあづみさんと直子さんの福岡組は仙巌園を訪れました。
この度の脚本執筆を助けてくださった永留佳澄さんは、実は仙巌園のガイドさんであり、かごしま検定グランドマスターさん!なのであります ( ゚Д゚)
観月祭で客席から語り芝居をお聴き頂いた昨日から、この日はお休みを取った上で仙巌園をガイドくださいました、申し訳ないやら嬉しいやら (-_-;)

そこで驚きの事実が!!
私達が知らずに訪れたこの日、仙巌園にひときわ高くそびえ立つ大樹ヤクタネゴヨウ松の伐採が、午後から行われると言うのです。
老木は幹が空洞化し倒れる寸前の状況で、台風が来るたびに何がしかの痛手を受けていた様子。安全を考慮した苦渋の決断だったようです。

シンボルだったのですよね。
鹿児島ツアーで5月に訪れた時に、この松を見てこう思いました。
「この場所から、斉彬公や篤姫さまをずっと見続けて来た、それこそ激動の日本を肌身で知っている木なんだ」
あちこち引っ張られ倒れそうな姿にも、桜島と相まって堂々たる風格を感じましたが・・・

この日、大きくえぐられた幹はあまりにも痛々しく、枝のあちこちに包帯と管で繋がれたように見えるその姿に
「頑張ったね、もういいよ。ありがとう」
と感じずにはおれませんでした。
そして午後からの神事も拝見し、お別れして参りました。

あちらに行ったら、斉彬公と再会ですね。本当にお疲れ様でした!

さてこの神事で、昨夜お世話になりました照國神社さまの、島津修久宮司さまと再会致しました。
斉彬公の弟君、島津久光公の直系であり世が世ならお殿さまでらっしゃった宮司さまです。
図々しくも岩城は、宮司さまへ近づきご挨拶!
ライオン丸のような赤毛をたなびかせた私に、キョトンとなさいましたが「昨夜の観月祭で」と申しますと
「ああ、ありがとう」
と答えてくださいました!
観月祭では最前列の真ん中で、じい~っと身動ぎせずに聞き入ってくださっておりました宮司さま、再会は感激でした!!

さあ、世界遺産の中のレストランで昼食、世界遺産のスタバでコーヒー、しっかり贅沢な時間を過ごせました。
鹿児島の皆々さま、本当にありがとうございました。深く感謝申し上げます。

んんん・・・仙巌園。
新たな企みが頭をもたげてまいりましたぞ !!!!