「ヤマタノオロチ退治」㏌ 鹿児島神宮 その1

今年も恒例となりました鹿児島神宮さま六月灯公演、本年は「ヤマタノオロチ退治」を無事終了して参りました、声色俳優岩城朋子です!
今年で4年目となりました鹿児島神宮さまでの古事記へ誘う神話の世界は、「ヤマタノオロチ退治」のご披露でした!!

岩城が、ここまで古事記を自分の作品としてシリーズ化し作り上げる機会と現場を提供くださったのが、正に鹿児島神宮さまとのご縁の賜物なのです。しみじみとそのような会話を、一年に一度この日にお会いする、まるで七夕のような幸野宮司さま伊賀権禰宜さまと交わしたのでありました。

さてさて本年の目玉 ( ゚Д゚) !!
オロチ役は、よくぞ巡り逢いました、鹿児島市在住のベリーダンサー木下まどか氏でお届け致しました!!
もうですね、素晴らしい表現でオロチを演じきってくださいました (⋈◍>◡<◍)。✧♡
お写真でお分かりと思いますが、衣装と言いメイクと言い、しっかりと岩城の作品を理解し取り組んでくださった事が伝わります。

「誰が見ても大蛇を現している事が分かるように、例えば衣装が長いとか・・・」
そんなベタな提案を岩城からお願いしたり、
「蛇って緑のイメージですが、岩城が緑なので被らない方が良いですね」
などもお願いし、

「ヤマタノオロチは頭が8つなので、そんな道具を作った方が良いのでしょうか?」
との疑問までまどか氏に抱かせながら、
「オロチの腹は血が滲んでいるとの設定なので赤ですよね、そして切り刻まれて川が赤く染まるので・・・」
沢山の情報から考慮くださり、全てはこの一回の本番の為に長い準備期間を経て来るのですが、やはり昨年のウズメ役で舞ってくれた平井寿実氏の時と同じように、その効果は絶大で視覚的存在の大きさを舞台上で実感致しました!

木下まどかさん、本当にありがとうございました、このご縁から再びご一緒できる日が来ることを祈っておりますね 💛

さて素晴らしい共演者さんとは裏腹に、今回の作品は岩城にとって課題が残りました。
実は物語の展開上、既に執筆中に感じていた事でもあるのですが、単調な流れに如何に面白味をちりばめる事が出来るか、とても悩みました。シーンの構成や臨場感など色々工夫したつもりでしたが、その成果は本番で知ることとなります。
んん・・・
ところがですね ( ゚Д゚) !!

なんと10月にこのヤマタノオロチ退治は福岡にて再演が決定致しまして「んん・・」などと悩む間もなく、既に脚本と音響の編集をスタートさせております!!
よーーし、頑張んしゃーーい、私!!