R5年8月25~27日① 「耳なし芳一」 at 大濠公園日本庭園 茶会館

伝統芸能✖イマーシブ演劇と銘打ったコラボ公演「耳なし芳一」に参加する運びとなりました、声色俳優岩城朋子です!!

6月のある日、携帯の着歴に何年振りかの懐かしい名前があり、恐る恐る返信しましたのは、互いに若かった当時何度か出演しておりました劇団の座長「山口ミチロウ」さんでありました。
彼もこの「耳なし芳一」の演出家にご指名を受けて既に稽古がスタートして一ヶ月ほど経過しているようで、決まっていない配役に岩城を推薦されての連絡でした。
この時期の知り合いからの連絡って「どなたか亡くなった?!」とか想像しちゃうもんで、まさか出演依頼とは (-_-;)

構成は本編の「耳なし芳一」にはタイトル通り、伝統芸能の琵琶と書がメインで表現し、その周りを演劇で芳一のストーリーが展開されるというもの。
「琵琶と書・・てことは」
はい、寺田蝶美さんと悠杏さんでした。へー、このお二人が演劇と?!とフワリと違和感が・・・

まあ、それはさておき、
ミチロウさんは劇団解散後、暫く舞台からは離れていたと聞いてたので今回彼の復帰作になるならと岩城も出演を引き受けはしたものの、めちゃ心配なのが私のセリフ覚え💦💦
ですが小品集6作(本編以外に耳なし芳一に関連した小噺のような作品6作)のうち、岩城出演の2作は語り芝居で表現する許可をもらえ、つまり脚本持てるわけです、いつも通り(-_-;)・・すみません、助かりました・・(脳が・・)
こうして、
他にも多くの演劇人が出演されてますがどなたも存じてないなか、7月1日より遅れて岩城が合流し6作の稽古はジャンジャン進んで参ります。

そんななか、トラブル発生 💦💦

なんとここまで稽古が進んで来た今(本番一ヶ月前)、伝統芸能のお二方が初めて脚本を目にして
「こんな風な舞台構成になるとは聞いていません」
との発言・・。結論からすると主催の失敗な訳で、とうに脚本は上がっていたのに見せていなかったとは。私が当初感じた違和感は、この難解な脚本(私も読んで焦ったほど)にOKなんだ・・って思ったことは図星となり、ここから演出のミチロウさん受難の道となるのです (;゚Д゚)💦

どうモメても本番の幕は上がる、ミチロウさん頑張れ!!