「新ヤマタノオロチ退治」海峡の裏町文化塾 at 下関公演

令和3年12月8(水)は久し振りの裏町文化塾での「新ヤマタノオロチ退治」忘年会公演でした、声色(こわいろ)俳優の岩城朋子です!!

海峡の裏町文化塾の主催、大越清美塾長とは長府庭園での岩城の屋外薪公演を主催してくださったりと長く深いご縁を賜っております。女優のように美しい大越塾長ですが塾生の多くの方々は塾長お目当てと思われ、けれど塾長の面倒見の素晴らしさを知ればそれも至極納得が行くものです。

今回の忘年会は塾の関係者の方々のみの観覧でしたが、コロナ禍で飛び飛びだった塾の開催に忘年会は大いに盛り上がりました!!

会場はマリアージュ玉姫殿下関、ゴージャスで綺麗な式場では音響操作を若い男性職員さんが手際よくこなしてくれました。35分ほどの作品に音楽やSEが20か所以上挿入されるので、この操作が上手く行くかが大きなポイントでしたが、手慣れた彼の存在にホッとしました 💦💦

そもそもこの作品は2019年7月に鹿児島神宮さまにてお披露目した初演から、同年10月の料亭嵯峨野さまでの十三夜公演にて手直しした再演作品です。

鹿児島神宮公演ではベリーダンサーmadokaさんが大蛇ヤマタノオロチを演じ、その後に手直しのヒントを映画「君の名は。」を観た時に授かって10月再演へと繋がります。
ヤマタノオロチの生贄にされる少女たち、その残忍さに納得いかなかった私にアニメ「君の名は。」が与えてくれた筋書きは、少女たち自らが生贄を申し出ることとスサノウノミコトの出現を予言し妹を守ろうとすること。

古事記の中でも「天の岩戸」から「ヤマタノオロチ」にかけては躍動感にあふれ、ファンタジックで多くの教訓も含んでいます。特にヤマタノオロチは自然災害の多い日本の在り方を問うており、先人の知恵や教えを紐解くカギとなっているのです。

忘年会という賑やかな会場でしたが、お客様の集中力は舞台の上からもシッカリ見て取れ、その反応には演じながらとても嬉しく感じた岩城でした!

大越塾長、そして裏町文化塾の皆さま、ありがとうございました (⋈◍>◡<◍)。✧♡