古事記を福岡でご披露する機会を得ました、声色俳優岩城朋子です!
来る3月3日桃の節句の日曜日、福岡市城南区にあります別府公民館「べふ de おひなまつり」にて岩城の語り芝居「海幸彦・山幸彦」を、そして以前から大変人気のある昔話「三枚のお札」をご披露できる運びとなりました!!
この「海幸彦・山幸彦」の作品は平成28年に初めて鹿児島神宮さまからご依頼を頂いたときに作ったもので、鹿児島神宮さまのご祭神である山幸彦と豊玉姫(山幸彦の奥さま)の物語を第1回目公演として演じさせて頂きました!
その後これを皮切りに「イザナギノ尊とイザナミノ尊の国生み物語」「天の岩戸開き」を書き上げ、そして本年の鹿児島神宮さまは「ヤマタノオロチ」の件へと繋がって参ります!
天の岩戸開きの様子は岩城のホームページにあります「動画ギャラリー」にダイジェスト版をアップしておりますが、以下に貼り付けましたので是非是非ご覧ください!(動画はA-zo株式会社より💛)
年々面白く躍動的になっていく岩城の古事記シリーズ、「全国どこの神社でもご披露できますね!」のお墨付きを鹿児島神宮さまから頂いておりますが、なぜか福岡でご披露する機会がなかなか訪れず・・・・
満を持しての別府公民館となりました(⋈◍>◡<◍)。✧♡
さて海幸彦山幸彦の名前はご存知の方もいらっしゃる事と思いますが、ではその物語の内容はと言われると、あまり一般的ではないように感じております。
ネタバレは出来ないのですが、ここでは海幸山幸を中心とした神々の関係を超簡単にお話しておきましょう。これをご存知ですと、きっと語り芝居の内容がスムーズにご理解頂けると思います。
まずは太陽の女神「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」は皆さまご存知でしょう。
そのアマテラスの孫「邇邇芸命(ニニギノミコト)」が赤ちゃんの時、多くの神々と共に天からこの大地に降りてこられたのが「天孫降臨(てんそんこうりん)」であります。
やがて成長したニニギノミコトは山の神の娘「木花之佐久夜毘売(コノハナノサクヤヒメ)」と結婚され、三人の子供が生まれます。
この三人の長男が「海幸彦(ホデリノミコト)」、三男が「山幸彦(ホオリノミコト)」であります。
そして山幸彦が結婚する姫が海の神の娘「豊玉姫(トヨタマヒメ)」であり、この二人の間に生まれるのが「鵜葺草葺不合命(ウカヤフキアエズノミコト)」なのです。
皆さま、ここでおや?と気付かれたでしょう。
海や山の神が結婚相手となってその血が継承されてますよね。これは海と山と双方の恵みを約束された血筋でありその結び付きを表現していると言われています。
さあ、詳しくは是非3月3日に別府公民館へお運び頂き物語をお聴き頂ければと思います!!
そしてここが大切、要予約でございます!!別府公民館のブログで是非ご確認くださいませ。
皆さまのお越しをお待ちしております!!
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