令和4年8月15日 十三塚原特攻慰霊祭 at 霧島

霧島市にあるバレルバレー・プラハという場所で執り行われた特攻隊慰霊祭に参加して参りました、声色俳優岩城朋子です!!

なぜ霧島の慰霊祭へ参加したかと言いますと。
11月26~27に予定されている「歴史作家浦辺登と巡る薩摩路歴史ツアー」のなかで恒例になっている岩城の語り芝居付き公演は、当初鹿児島ならば過去に照国神社さまの観月祭でご披露した「島津斉彬公物語」をとの予定でした。が、6月に福岡大空襲の慰霊祭で「小さなポケット」という絵本を読みました会場に、お世話人の永井宏治氏が参加なさってまして(下の写真が島津斉彬公物語と小さなポケット)

彼から「特攻の語りにしませんか」との提案を頂きました。
ではなぜ特攻かと言いますと。
このツアーの昼食会場は麴料理や酒蔵を営んでいるバレルバレー・プラハだったのですが、なんとこの敷地内に特攻隊が飛び立った跡地があったんです!!
それが十三塚原特攻跡地。

やがてこのプラハの山元取締役や従業員があらゆる霊障を体験されるようになり、そこで山元取締役は私財をかけて慰霊碑や記念館を設立。365日毎朝かかさず祝詞を捧げるようになりましたら、霊障もなくなり経営は右肩上がりに!
この手の話は信じない方もいるでしょうが、私財をかけるって簡単なことではない!!
また毎年終戦記念日の8月15日に慰霊祭を開催し、特攻隊員たちの御霊を慰め次世代へ継承する活動もなさっているのです。頭が下がります・・

そして更に永井氏の引き寄せパワーで、このプラハには講堂があることも判明。ならば昼食後にここで浦辺登氏の講演も岩城の語り芝居も執り行う流れに決定したのでした。

永井氏が凄いのはもう一つ!
この特効記念館に渡辺クミさんという女性の手記が掲げられているので、それを岩城が読むのはどうだろうかと。ここまで調査済みなのが素晴らし過ぎ (⋈◍>◡<◍)。✧♡

前置き長くなりましたが、それらの下見もかねて慰霊祭に参加したわけですが、
太陽が照る夏のこの日、慰霊祭がスタートした途端に土砂降りの雨・・マイクからの声をかき消すほど尋常ではない大雨になりました。その雨は式が終わるまで止むことはなく、少しだけ心が乱れるような感覚に。
お写真はご挨拶をなさる山元取締役と大雨・・

式典のあとに山元取締役と話をさせて頂いた時に
「必ず晴天だった慰霊祭に大雨が降るのは、彼らからの不穏なメッセージだと感じている。おそらく戦争への危惧だろう」
重い宿題をもらったような不安な心を払拭できないままで帰路に着いた岩城でした。
さあ、どう語る私・・・