きもの利久「南の館の物語」at 太宰府迎賓館

令和2年2月7日以来、5か月以上振りの公演を実現できました、声色俳優岩城朋子です!!

いきなりですが、ダイジェスト映像をどうぞ!!

 

数々のイベントや公演が中止になる中、やっとお客様の前で語り芝居をご披露できる機会を頂けました!
きもの利久主催「南の館の物語」(太宰府在住のライター前野りりえ氏原作!岩城脚色) (⋈◍>◡<◍)。✧♡
太宰府の和装呉服店「きもの利久」さまの吉田知子社長よりご連絡を頂いたのが、それこそ5か月前の公演「楼蘭」が終了したある日のこと。

かねがね岩城がお世話になっております油機エンジニアリングの牧田隆さまと、この「楼蘭」にご一緒くださった吉田社長でしたが、そもそも岩城は遡ること5年前にきもの利久さまの店舗にて公開リハーサルを開催致しており、しかもそれが「南の館の物語」初演リハ (*_*)
あれから数々の語り芝居をご覧くださった吉田社長とご子息の壮一郎氏、利久のお客様へこの語り芝居を届けたいとの想いを語ってくださいました。
本当に岩城は幸せ者です、只々感謝のみであります!

ですが、よぎるのはコロナ禍の今、果たして本番を迎えられるのか・・?!
はいっ!!
これは利久さまの覚悟であったと思うのです、お客様のあの充実感に溢れた表情を拝見した時、このイベント開催への想いと覚悟を感じた次第でした。

さて作品は再演でも、今回は初めましての共演者さんばかり!
筝曲演奏家の稲吉一馬氏、尺八の田中一平氏、そして利久の職員の方々で吟詠の皆さま。
録音した岩城の声を聴いて頂き、それぞれが自由に発想し表現する、合わせ稽古は2回リハーサル1回。
結論から言いますと、何度もご一緒してきたユニットの様な仕上がりであったようです 💛
稲吉氏と田中氏、岩城より20近くお若い二方の柔軟性が、この作品に艶やかさを与えてくれましたし、何よりご本人達がシッカリ楽しまれていた姿が眩しかった!
若さって美しい!!

吟詠のお三方は、声の美しさとハーモニーの技術に感心しておりましたら、頂いたお名刺に師範の文字が 💦💦
いえいえ、利久の皆さまから頂戴致しましたお名刺には〇〇師範がずらずらと・・・
ああ~~通りで利久の皆さまの仕草や物腰がと、全てが終了した今になって大変納得する岩城であります!!

それともう一つ!
信頼と技術の高いスタッフさん達とご縁が繋がり、安心の舞台であった事は大きな大きな宝となりました!!
改めて感謝申し上げます。

技は一日にして成らず。

積み重ねこそが宝となる、そのような公演でありました。