令和6年10月5日「新奇神話ライブ~語るは光の神話だが、包むは闇の真理なり~」語り芝居と現代アートのハイブリッドシアターを開催しました、声色俳優岩城朋子です!!!!
はい、ブログ②であります。
ここは設営からお客様が入場される前のギャラリー内をご紹介します。
大きな窓が魅力的なオンユアマークスですが、昼公演を考慮し遮光シートを張り、そこに稲口マンゾ氏の作品を掲げました。
その他の壁には彼の紋様があらゆるタイトルで、金額と共に掲げられ作成時の想いを載せて様々な顔を見せてくれております。
何にでも見えてしまうマンゾ紋様ですが、作成時にはかなりな集中力を必要とするようで、同時進行で別のことに着手することは性格上無理だと教えてくれた彼。
表現者でありながら、とても控えめで目立つ必要はないと言うマンゾ氏から「包むは闇の真理なり」のタイトルが生まれました(安部晃之輔PD作)。岩城が彼をツクヨミノ尊だと感じるのはその部分でして、まだまだ知らない彼が居るのです。
今回のライブで、これを強く感じたのは岩城の語り芝居のとある二つのシーン。声も音楽も効果音も全て録音された二つのシーンで、岩城は脚本も閉じてセンターで座り込みポージング。
その間に、部屋の隅に布を被せて隠していた8本の筒状の作品が客席横に移動され、布が次々とめくり取られていく。つまり衣を脱いで舞うアメノウズメを表現したパフォーマンスなのです。
そして次のシーンでは、その8本の作品にマンゾ氏が紋様を書き足していく、ヤマタノオロチとスサノウノミコトの戦いのシーンを表現したものですした。
この二つのシーンについてマンゾ氏は
「僕が目立つ必要はなく、気づかれないでも構わない。そんなパフォーマンスだと認識している」
彼らしいのでしょう、その佇まいを理解したいスサノオな岩城がいるのでした。
まだまだブログは③へ続きます(⋈◍>◡<◍)。✧♡