R6年7月28日「イザナギノ尊とイザナミノ尊の国生み物語」at 鹿児島神宮

恒例となりました鹿児島神宮さまの夏祭り六月灯、本年は「イザナギノ尊とイザナミノ尊の国生み物語」のご披露でした、声色俳優岩城朋子です!!

コロナで3年のブランクはありましたが、昨年4年振りの開催からあっと言う間の1年が過ぎ、さて本年の古事記は如何にと考えました。しかし原点に返った昨年の「鹿児島神宮の始まり物語~海幸彦・山幸彦」だったのですから、その続きでやはり国生みを語るべきだと結論に至りました!

今回初参加の音響さんは、あのお世話になった糸山パパこと糸山義則氏のご子息で和則氏がご一緒してくださいました。この度パパより社長を受け継ぎ、舞台やイベントを支えて行くとの事で頼もしい限りです!!

さて
昨年の鹿児島神宮はお客様の座るシートや椅子が舞台より遠くにあり、すでに楽しいアルコールでザワついた雰囲気でのご披露になってしまいましたが、本年は驚くほど違ってました!!
いえね、お祭りなんですから、静かに集中して聞きなさいなんて微塵も思っていないのですよ私は。

ただ今年もそんな感じかもと覚悟して(覚悟はチト大袈裟かな)伺ったのですけれど、あの広い境内に一杯のお客様が一瞬シーーーンと静まる瞬間が何度もありまして💦
あの人数が集中する空間って、すごいパワーとなって岩城に届くのですよ、もうねゾクっとするほど!!
お客様のシートも前列の方のお顔が見えるほど近くになり、そうすると物語が進むにつれ座っている姿勢や顔つき、特に子供たちの手が止まったりですね、のめり込んで来るのをビシバシ感じるのです!!

そもそも国生み物語は、愛し合う男女の神がやがて朽ち果てた怨霊のようになり「追いかけてくる」という展開ですから、そりゃあーもう、ホラーなんですよ。
音響もバッチリ仕込んでますからね、恐怖の原点ともいうべき「追いかけてくる」が、声色と共にお客様の頭のなかで立体化して映像になっちゃうわけです。

同じ作品を実は2年目の時にご披露していたんですが、今年は本当に集中力が凄くて終わってからも拍手が暫く続いた程でした。
岩城の喉も絶好調で笑、MCの方から「可愛らしいイザナミの声が低音の妖怪に変わって行くのを聞いて、マジに鳥肌がゾクりと立ちました」との感想で、やった!!と、声色俳優冥利に尽きますね(⋈◍>◡<◍)。✧♡

終わってからの直会は、
初めて社務所で執り行い、伊賀禰宜を筆頭に若い神職の皆さまとワイワイ楽しく過ごせました!!
また頑張ります、ありがとうございました。