またまたお久しぶりのブログとなってしまいました、声色俳優岩城朋子です!!
これまた随分と以前の公演ですが、今回は公演内容ではなくこの時期に初めて経験しました「声が出ない」という恐ろしい体験をご報告致します。
R元年は早い時期から
「今年の風邪やインフルは喉をやられる」
との情報を知っておりましたが、まさかこれ程酷い状態に陥るとは思ってもおりませんでした!
R元年はふたりのピアフの記念すべき5周年、初めてのお食事付き公演にチャレンジした11月24日の、遡ること2週間前、あら・・妙な咳がと感じたので直ぐに葛根湯を飲み、症状は消え去ったと思っていました本番1週間前に・・・
「まったく声が出ない・・!」
真っ青になりながら、お友達のソプラノ歌手永渕くにかさんに電話!
「それは大変!!」と沢山の情報とアドバイス、そして暖かい多くの励ましのメッセージをくにかさんから頂き深く感謝をしながら、ですが半ベソの心待ちで紹介頂いた耳鼻咽喉科へ直行!のつもりが、その日は生憎の休診日・・(-_-;)
翌日まで待てず、近所の耳鼻咽喉科へ行くも
「先生、今度の日曜が声を出す本番なんですが・・」
「いや、それまでに声を出せるようになんて無理!」
もう、絶望の谷底へ真っ逆さまな訳です・・
5周年という大切な公演を前に、私は何と取り返しのつかない不祥事を招いてしまったのか!!
翌日、紹介された耳鼻咽喉科へ伺い、恐る恐る先生へ尋ねますと
「あと4日で今の状態から演技ができるまでの声に戻すなんて無理です」
前日に引き続き、更なる深い絶望の底へ突き落されたのでした。
しかし!!
処方薬の説明をしてくださった時に先生は
「今僕が考えられる最善の薬をすべて処方します。これらを服用しながら、まず喋らないこと、どうしてもの時は喉を使わずお腹から声を出すこと、空咳をしないこと。
残りの4日間、不安だろうけど声を試さずに温存して、本番の臨みなさい」
藁にもすがる思いの岩城は、一縷の望みをかけて4日間を過ごし11月24日の本番を迎えたのです。
結果は、大成功で幕を閉じる事が出来たのでした (⋈◍>◡<◍)。✧♡
耳鼻咽喉科のR先生とくにかさんに言葉では表せない程感謝です!
ありがとうございました、大切な教訓を頂けました!!
が!!!
R元年12月14日ふたりのピアフ5周年の銀座公演で、再び恐ろしい結果が待ち構えていたのでした
次回のブログに乞うご期待 ( ゚Д゚)